「計画を立てたって、その通り行くわけがない。実行段階でイレギュラーはつきもの。計画は時間のムダ。臨機応変の対応力が大事」

こんなことを言う人が時々いるが、「臨機応変」というものの、要するに「行き当たりばったり」に過ぎない。

イレギュラーは、計画段階で十分想定しておけばいい。それでもイレギュラーの発生は避けられないが、それこそ「臨機応変」に対応すればいい。

計画段階で、緻密な部分まで十分やるべきことを考える。
実行段階は、出来るだけ考えることをしないで、計画した手順を単純に実行するだけ。

頭を使うことを省略して、いい仕事ができるわけがないですね。

[付録]
「現状分析」が計画にあったら、分析結果を記述する表のフォーマットまで計画段階で作っておくことです。
実行段階では、表の空欄を埋めるだけ。
分析のモレがなくなりますし、確実に早く仕事が進みます。