ISO9001の更新審査を済ませた会社が増えています。

これまでの審査は、定められた文書類がきちんと作成されていて、
運用されているかにポイントが置かれていたのですが、
経営効果が上がっているかどうかが重視される傾向になっています。

事実、2015年版では、品質マニュアルの作成も要求されていません。

経営レベルでは、売上・収益が上がっているか、

工場では、生産性が継続的に向上しているか、

新製品開発が進んでいるか、

実質的なマネジメントシステムが構築され、運用され、成果を出して
いるか、ということになります。

皆さんの会社では、部門目標がきちんと設定され、計画化されていますか?

そしてその計画が実行され、成果が出ていますか?

日常業務に追われていては、現状維持でしかありません。

「現状維持、これすなわち退歩」

管理職の仕事は、半分は改善業務に充てていただきたいものです。